ダンジョン飯センシの過去は壮絶なものだった。仲間を失った悲しみのスープ

ダンジョン飯センシの過去は壮絶なものだった。仲間を失った悲しみのスープ ダンジョン飯

ダンジョン飯のメインキャラクターである魔物食スペシャリストのセンシは、過去のトラウマからグリフィンを見たこともないのにひどく怯える様子が描かれています。

センシの過去になにがあったのか?センシにどんなトラウマがあるのか?

センシの壮絶な過去、泣けるエピソードです。若干、ライオスの空気読まない感じもすごく出ていて九井諒子先生、いい味出してます。

この記事にはセンシに関するネタバレを含みます。また、当ブログは生成AIを使わずに純度100%人が書いていますので、マンガへの愛情たっぷりです。

この記事の内容
  • センシのプロフィール
  • センシの秘めたトラウマ
  • センシの壮絶な過去

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ダンジョン飯センシの過去にトラウマがある

センシはライオスたちと出会う前から迷宮内で自給自足を続けていた魔物食のスペシャリストです。

ライオスたち一行とは、大サソリを調理しているところに出くわすところから一緒に行動をするようになるのですが、ダンジョン飯7巻までその過去はずっと語られてきませんでした。

なぜ迷宮にいたのか?なぜ魔物食を続けていたのか?センシはあまり自分のことを語ろうとしていなかったのですが、迷宮内のドワーフの回廊を通ったことで自身の過去を話し始めます。

センシのプロフィール
本名:イズガンダのセンシ
 (「センシ」はドワーフ語で「探究者」を意味する。)
人種:ドワーフ
出身:東方大陸・イズガンダ
年齢:112歳
身長:140cm前後
家族構成:なし
 (両親を事故と病気で亡くしている。)

迷宮内での魔物食歴は20年にも及び、もはや専門家といってもいいくらいですが、ライオスのように狂信的な興味があるわけではないので、「食べられるかどうか?」に主眼が置かれています。

このへんがライオスとの違いでしょうか。ライオスは、どんな魔物であれまず「食べること」に興味があって、センシもその部分ではライオスに一目置いているようです。

ダンジョン飯センシ過去の仲間

ダンジョン飯センシ過去の仲間

若かりし頃のセンシは、ドワーフの鉱夫団に所属していました。

幼いセンシにとって、人生の先輩でもある鉱夫団の5人は今のセンシの正確にかなり影響を与えています。

センシの過去の真相を解説するにあたって、鉱夫団の5人を紹介します。

それぞれに事情があって故郷を離れることになったメンバー同士、ギリンをリーダーとして鉱夫団を結成し、かつて若かったセンシのギリンの鉱夫団の一員でした。

センシは22歳の頃、両親を事故と病気で亡くし、行く当てのなかったところにギリンに拾われます。

ギリンたち(センシを含めて)6人は、ギリンの提案によってカーカブルードの南にある島(つまり迷宮のある島)に訪れることになります。

鉱夫団のリーダー ギリン

ダンジョン飯鉱夫団のギリン

ギリンのプロフィール
本名:イズガンダのギリン
人種:ドワーフ
出身:東方大陸・イズガンダ
年齢:79歳
身長:135cm前後
家族構成:兄

鉱夫団のご意見番 ブリガン

ダンジョン飯鉱夫団のブリガン

ブリガンのプロフィール
本名:イズガンダのブリガン
人種:ドワーフ
出身:東方大陸・イズガンダ
年齢:78歳
身長:145cm前後
家族構成:なし

財務担当交渉上手 トタン

ダンジョン飯鉱夫団のトタン

トタンのプロフィール
本名:ドザークのトタン
人種:ドワーフ
出身:東方大陸・ドザーク
年齢:95歳
身長:130cm前後
家族構成:妻・弟

寡黙でイケメン インバー

ダンジョン飯鉱夫団のインバー

インバーのプロフィール
本名:イズガンダのインバー
人種:ドワーフ
出身:東方大陸・イズガンダ
年齢:58歳
身長:145cm前後
家族構成:弟

夫最年長ノーム ヌール

ダンジョン飯鉱夫団のヌール

ヌールのプロフィール
本名:ヌール・ミルチェン
人種:ノーム
出身:東方大陸・イズガンダ
年齢:98歳
身長:125cm前後
家族構成:なし

ダンジョン飯センシの過去グリフィンを怖がる

ダンジョン飯センシの過去グリフィンを怖がる

センシに過去何があったのか?どうして異常なまでに見たこともないグリフィンを嫌い、恐れるのか?何度もダンジョン飯を読み込んだ私が解説します。

キメラファリンの襲撃に遭い、逃走したキメラファリンを追いかけるため、ライオス一行は迷宮のさらに奥深くへ進みます。

迷宮の幽霊たちに招待され黄金郷を訪れた後、迷宮に戻るとそこは古代ドワーフが作ったとされる貯水庫でした。

広大な古代ドワーフの貯水庫は同じような光景がずっと続いていて方向感覚も狂いそうな場所。

そんな中、センシは無数の柱に書かれた印(古代ドワーフ語)を解読し、おおよその位置を割り出すことに成功する。

そんな中、マルシルがファリンの足跡を見つける。

ライオスが足跡を確認するも、どうにも納得いかない様子で、「俺はグリフィンか何かじゃないかと…」とグリフィンの名を口にします。

ダンジョン飯のセンシはグリフィンを怖がっている
引用:ダンジョン飯7巻

「グリフィン」と聞いた瞬間に挙動不審になるセンシ。

マルシルが「とにかく急いで探さなきゃ…」と動き出そうとした瞬間、センシは「嫌じゃ」のひとこと。

今までのセンシからすると、この唐突な拒否はあきらかに不自然ですよね。

ライオスが理由を尋ねるも、話題を逸らしてキノコを調理したいだなんて言い出す始末。

ダンジョン飯のセンシはグリフィンを見たことないのに嫌い
引用:ダンジョン飯7巻

このあと、ライオスたちはグリフィンの急襲に遭います!

グリフィンを見て取り乱したセンシは、普段ならあり得ないのに背中を見せて逃げ出してしまいます。

グリフィンがそれを見逃すはずもなく、一瞬でセンシはエサとして連れ去られてしまう。

遠くに連れ去られたセンシを探すため、マルシルが飛行系の使い魔を召喚することになるのですが、ここでイヅツミが今更ながらのこの質問…。

イヅツミがセンシに関して質問
引用:ダンジョン飯7巻

確かに、ごもっとも…。

ライオスたちは、センシの過去を何も知らないんですよね。

マルシルの変な活躍により、無事にセンシを救出することに成功。

ライオスたちは、改めてセンシと話をしようと、チルチャックが自己紹介を始め、「今度はお前のことを教えてくれよ。」とセンシに促し、センシの回想が始まります。

センシが22歳の頃、ドワーフのギリンをリーダーとする鉱夫団の一員としてカーカブルードの南の島(メリニの島のこと)の迷宮にやってきます。

ギリンたち(センシを含めて6人)は黄金の魅力に憑りつかれ、ろくに準備もしないまま奥へ奥へと進んでいく。

吸い寄せられるように奥へ…奥へ…すると、トタンが魔物に襲われ殺される、そこでやっとみんなは我に返り、いったん戻ろうとする。

が、しかし、すでに迷宮にとりこまれてしまったあと、帰り道がわからずに、やがて食料が尽きた。

リーダーであるギリンは、他の仲間よりも若いセンシに食べ物を与え続ける。

ギリンの名言をセンシは隠れて聞いてしまいます。

「次の世代の面倒を見てやれなくなったら終わりだろ。」

ダンジョン飯センシの22歳若かりし頃
引用:ダンジョン飯7巻

6人いた鉱夫団も、トタン、ヌール、インバーがいなくなり、襲ってきている魔物の正体がわかる。

四つ足の鷲、グリフィンだった。

ついに、極限状態の3人は口論となり、センシをかばうギリンはブリガンと話し合いをするために外に出る。

(怒鳴り合う声がグリフィンを呼び寄せてしまったのか)ブリガンを犠牲にしてギリンがグリフィンを討伐することに成功した。(本当にそうなのか?)

この時点で、センシは「ギリンが口論の末ブリガンを殺したのか」という疑念が生まれる。

ギリンの兜には鈍器で殴られたような凹みがあった
引用:ダンジョン飯7巻

ギリンも重傷を負いながらも最後の力を振り絞って、グリフィンの肉を調理しだす。

ろくに調味料も残ってない状態では、水で煮ることしかできなかったグリフィンの肉。

ほとんど調理ができなかったために、獣臭と肉の硬さで酷いものだった。

水で似ただけのグリフィンのスープ
引用:ダンジョン飯7巻

このあと、ギリンはふらりとセンシのいる部屋から出ると、二度と戻らなかった。

(きっと、センシに自分が死ぬ様を見せると不安にさせてしまうという優しさだったのだと思います。)

ダンジョン飯センシの過去の真相【四つ足の鷲】

ダンジョン飯センシの過去の真相【四つ足の鷲】

ギリンたち鉱夫団と一攫千金を夢見て黄金郷にやってきたセンシでしたが、若さからか、はたまた黄金に魅入られたギリンたちが全滅してしまったからか、さして黄金に魅了されることなく、オークたちに助けられ、何とか迷宮を脱出することに成功します。

しかし、心身ともに疲れてしまったセンシはイズガンダへ戻る気力も失ってしまい、(実際は、センシの心の奥底には迷宮で最後に食べた獣臭いスープが本当にグリフィンの肉だったのか、それとも違う肉だったのか、それが気がかりで離れられなかったのかもしれません。)ライオスたちと出会うまで迷宮で生活をすることになります。

センシ過去のトラウマであるグリフィンのスープ
引用:ダンジョン飯7巻

ライオスたちと迷宮の深層へと進む過程で古代ドワーフの貯水庫でグリフィンと遭遇したことでセンシは自身のトラウマをはっきりと自覚し、立ち向かうことになります。

マルシルの使い魔「スカイフィッシュ」によってグリフィンの討伐に成功し、ライオスにとっては当然の流れ(さすが、空気を読まないライオス!ここではナイス判断です。)でグリフィンを食べてみることに。

ちなみに、スカイフィッシュとは長い棒状の身体ながら空中を超高速で移動するとされている未確認動物です。

ダンジョン飯スカイフィッシュはマルシルが召喚した天翔ける白銀の翼
引用:ダンジョン飯7巻

空中を素早く移動するグリフィンに対して、マルシルのスカイフィッシュが身を挺して攻撃して、グリフィンの翼に傷を負わせ、飛べないようにさせました。

さて、話を戻して、空気を読まないながらもセンシにいいきっかけを与えてライオス。

センシの過去をハッキリさせるため食べてみる
引用:ダンジョン飯7巻

確かにね、ドワーフの長い寿命の中、何かを食べるたびに「グリフィンだったのかわからないスープ」を思い出してしんみりすることはセンシにとって不健全だとは思うけど…こんなにハッキリ意見できるのって、魔物食に対して興味しかないライオスしかいませんよね。

センシはこのライオスの言葉に背中を押され、グリフィンの肉を食べるという決意をします。

センシがグリフィンの肉を食べた感想は…「あの時食べた味とは似ても似つかない」でした。

それって、つまり、あの時食べた肉=グリフィンではない=じゃあ何の肉?あの場にいた誰かの肉…?

という状況になってしまいます。センシは何とも言えない悲しみに包まれます。

センシは過去の悲しみのスープを味わった
引用:ダンジョン飯7巻

センシが納得しかけたのに、ライオスの考えは違いました。

そこは、ほら、グリフィンじゃなかった=仲間の肉だった、事実はそうじゃないの?!

ライオスの思考の流れはこうです。

ライオスの推理1
  • グリフィンの好物は馬なのに馬を襲わなかった
  • ギリンの兜に”鈍器で殴られたような跡”があった
  • グリフィンの武器は鉤爪と嘴で”鈍器で殴られたような跡”にはならない
  • ドワーフの貯水子でセンシを攫ったグリフィンはセンシを食べなかった

上記の理由から、センシが食べたのはグリフィンではなく違う種類ではないか…?そして、次の推理。

ライオスの推理2
  • グリフィンは下半身が獅子だが、近似種のヒポグリフは馬の近縁種
  • ヒポグリフの後ろ脚は蹄になっていて、金属だろうが大きな穴が開く
  • ヒポグリフは好奇心旺盛で自分と似た姿の馬に発情していたのかも?
  • グリフィンとヒポグリフ、両方を知っているものでないとどちらも四つ足の鷲に見える

ライオスは「センシが食べたのはグリフィンではなく、ヒポグリフだった」と結論付けます。

あのとき食べたのはグリフィンではなくヒポグリフだった
引用:ダンジョン飯7巻

えぇッ?!ライオス、そこで追い打ちかけてヒポグリフも試す?!

でも、この場にはヒポグリフはいない。確かめる術はない。

センシは「自分が食べたのはグリフィンではなく、(仲間の肉でもなく)ヒポグリフだった」そう思うことで救われました。

しかぁし!そこで終わらないのがライオスです。

なんと、近くにあったチェンジリングを使ってグリフィンの肉を近縁種のヒポグリフに変質させて、それを食べてみようと…!

そして、ヒポグリフのスープを作って、センシは口にします。

センシはひとくちすするだけで、泣き崩れます…。

ダンジョン飯センシは過去を号泣した
引用:ダンジョン飯7巻

あぁ、よかった!

センシがあのとき食べたのは間違いなくヒポグリフの肉だった…!

ギリンやブリガンたち、みんなはヒポグリフに殺されてしまったけど、センシはみんなの優しさで生きることができたんですよね。

あっ、もう、私も貰い泣きしました。

ダンジョン飯センシの過去ヒポグリフのスープまとめ

ダンジョン飯センシの過去ヒポグリフのスープまとめ
センシの過去まとめ1
  • センシが22歳の頃両親を亡くし、ギリン率いる鉱夫団の一員となる
  • 鉱夫団は迷宮の中で黄金郷を発見し、引き返せなくなりセンシひとりになってしまう
  • センシはひとり脱出に成功し、以来迷宮の浅層で生活する
  • 大サソリを調理しようとしていたライオスたちを見かねて声をかける

そして、センシのトラウマについてのまとめは次です。

センシの過去まとめ2
  • ギリンが最後の力を振り絞ってグリフィンのスープを作ってくれた
  • センシはグリフィンの姿を一度も見ていないので本当にグリフィンの肉かどうかわからなかった
  • 心のどこかでは「グリフィンの肉ではなく、ブリガンたちの…」と疑心暗鬼だった
  • ライオスたちとグリフィンの肉を食べたとき、過去食べたものではなかった
    (グリフィンの肉じゃない=あのとき食べたのは仲間の肉だった?)
  • チェンジリングで変質したヒポグリフの肉がまさにあのとき食べたスープの味だった
    (ギリンはセンシに命をかけて食事を与え続けて生きて欲しかった)

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